第107回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が7月31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で始まった。佐賀北は沖縄尚学に続…
第107回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が7月31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で始まった。佐賀北は沖縄尚学に続く2番目で午前9時20分から20分間、あこがれの舞台の土と芝の感触を確かめた。
練習は本村祥次監督のノックから始まり、分刻みに進んだ。内野陣はバント処理、外野陣は打球のフェンスの跳ね返りを確認。シート打撃では各打者が打席に入った。
一塁を守る宮崎淳多主将（3年）は「土が軟らかく、佐賀の球場に比べて（打球が）あまり跳ねないので、『下から』という意識で守りたい」と話した。初めて甲子園を訪れたエースの稲富理人投手（3年）は「すごい空間でした」。最後にマウンドへ上がり、観客席が近く感じる中、変化球を交え約10球投げ込んだ。「自分が持っている以上の力を出せそうな感じがした」とよいイメージを持って練習を切り上げた。（森田博志）
