全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は30日、レスリング男子やソフトテニス女子、ボクシングなどが行われた。 バ…
全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は30日、レスリング男子やソフトテニス女子、ボクシングなどが行われた。
バスケットボール男子は北陸学院が準々決勝で敗れた。
試合終了を告げるブザーが鳴ると、2年生の司令塔の目から涙がこぼれた。
バスケットボール男子・準々決勝。北陸(福井)との北陸勢対決となった北陸学院の小笠原和真選手は、鋭いドリブルや長短のパスで攻撃のリズムをつくった。守備でも粘り強い動きで相手選手の突破を阻んだ。
「学年は関係ない。自分がチームを引っ張る」との思いで試合に臨んだ。しかし、チームは敗れ、「このチームが好き。先輩たちと日本一を取りたかった」と悔しがった。
一方で2回戦は強豪・藤枝明誠(静岡)を撃破。自らの3点シュートに手応えも感じた。涙をぬぐい、「ウィンターカップでは日本一になりたい」と前を向いていた。