第107回全国高校野球選手権福岡大会で2年連続8回目の優勝を果たした西日本短大付の選手らが30日、練習を再開した。決勝…

 第107回全国高校野球選手権福岡大会で2年連続8回目の優勝を果たした西日本短大付の選手らが30日、練習を再開した。決勝から3日が過ぎ、甲子園へ向けて体の動きなどを確認した。

 部員約80人は午前8時から約2時間、八女市亀甲の同校グラウンドで打撃や守備などの練習メニューをこなした。

 小川耕平主将(3年)は「優勝が決まって以降、多くの人からお祝いの言葉を掛けられてうれしかった」と振り返った。奥駿仁選手(3年)は「甲子園だからといって舞い上がるのではなく、いつも通りの練習をして臨みたい」と落ち着いた様子で話した。

 西村慎太郎監督は、「平常心で、いつも通りのプレーをしてほしい」と期待をにじませた。

 チームは8月1日に県庁などを表敬訪問した後、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)へ出発する予定。選手権大会は5日に開幕する。(山本達洋)