第107回全国高校野球選手権群馬大会(朝日新聞社、群馬県高校野球連盟主催)で優勝した健大高崎の選手らが30日、県庁と県…

 第107回全国高校野球選手権群馬大会(朝日新聞社、群馬県高校野球連盟主催)で優勝した健大高崎の選手らが30日、県庁と県議会を訪問し、山本一太知事と井下泰伸県議会議長にそれぞれ優勝を報告した。

 青柳博文監督は「群馬大会で敗れたチームの思いも背負って戦いたい」と話した。加藤大成主将(3年)は「甲子園では一層厳しい戦いとなると思う。初の夏の日本一になれるよう頑張りたい。群馬を代表して堂々とプレーしたい」と抱負を語った。

 山本知事は「(延長十一回タイブレークの末にサヨナラ勝ちした)前橋育英との決勝は素晴らしい試合だった。ぜひ全国制覇を成し遂げて、県民の誇りとなってほしい」と激励した。井下議長も「日本一をめざして頑張って」と励ました。

 選手らは29日、高崎市役所を訪問し、富岡賢治市長にも優勝を報告。富岡市長は、熱戦となった決勝を振り返りながら「本当に勇気をもらった。見ているほうも一球一球集中した。甲子園では好きなようにやってください」と激励した。