第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に長野代表として出場する松商学園の選手、監督らが3…
第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に長野代表として出場する松商学園の選手、監督らが30日、県庁で阿部守一知事を表敬訪問した。小林伸伍主将(3年)は「長野県の球児の思いも背負って、長野県の皆さんに元気と勇気を与えられるようなはつらつとしたプレーをしてきたい」と決意を語った。
選手7人と長野雅弘校長、松宗勝監督、小林真史部長が出席。阿部知事は「多くの県民が応援している。ぜひ甲子園で素晴らしいプレーをしてきてください」と激励した。県勢はここ3年未勝利。エースの加藤高慎投手(3年)は「自分たちでその歴史を変えたい」と力強く語った。
選手らは県議会の依田明善議長、松本市の臥雲義尚市長も表敬訪問し、激励を受けた。
部長として甲子園出場経験がある松宗監督は「甲子園は独特の雰囲気がある。選手たちが落ち着いてプレーできるように、私の経験も伝えてしっかり準備したい」と話した。チームは31日に学校での壮行会を経て、関西に向けて出発する予定だ。(菅沼遼)