第107回全国高校野球選手権滋賀大会で初優勝した綾羽が、春夏通じて初の甲子園に向けて調整を続けている。 30日は、大津…

 第107回全国高校野球選手権滋賀大会で初優勝した綾羽が、春夏通じて初の甲子園に向けて調整を続けている。

 30日は、大津市のマイネットスタジアム皇子山で、千代純平監督からノックを受けたり、実戦形式の練習をしたりした。

 「チームの雰囲気は変わりなくいい状態」と、滋賀大会で打撃が好調だった三塁手の川端一透(いちと)選手(3年)。この日は、走者がいるときに打ち上げない打撃を心がけた。

 二塁手の経免拓隼(きょうめんたくと)選手(同)は「(さっきの)バント見てくれました? いい感じです」と笑顔。4番の山本迅一郎捕手(同)は、左翼席に本塁打を放っていた。

 投手陣は6人で臨む。右横手投げの安井悠人投手(同)はブルペンで調整。「みんな順調。甲子園では任されたイニングを絶対に抑えたい」と意気込む。(仲程雄平)