全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は30日、レスリング男子やソフトテニス女子、ボクシングなどが行われた。津波…

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は30日、レスリング男子やソフトテニス女子、ボクシングなどが行われた。津波警報の発表により、北海道でのサッカー女子2回戦は中止になり、福島県で行われていたサッカー男子準々決勝は中断された。いずれも31日に順延となる。

 都勢は、レスリング男子125キロ級で自由ヶ丘学園のリボウィッツ和青選手、60キロ級で同校の薬野柑太選手、51キロ級で文化学園大杉並の広橋悠貴選手が、それぞれ優勝した。80キロ級は同校の秋保大地選手が準優勝した。バスケットボール男子は八王子学園八王子が準々決勝を突破した。

 自由ヶ丘学園のリボウィッツ 和青のあ 選手(3年)が、昨年の92キロ級に続いて125キロ級でも優勝し、2階級制覇を成し遂げた。

 準々決勝は1分弱で10ポイント差をつけるTスペリオリティー、準決勝をフォールと危なげなく勝ち上がった。決勝も相手の背後を取って回転させるローリングを軽々と決め、早々と決着をつけた。圧巻の強さで男子の最優秀選手にも選ばれた。

 夢は「世界で一番強い男になる」ときっぱり。2028年ロサンゼルス五輪を目標に王道を突き進む。