青柳は阪神時代に2年連続で最多勝のタイトルを獲得している(C)Getty Images ヤクルトは7月30日、すでに契約…

青柳は阪神時代に2年連続で最多勝のタイトルを獲得している(C)Getty Images
ヤクルトは7月30日、すでに契約に合意しているフィリーズ傘下のマイナー2Aレディングから自由契約となった青柳晃洋の記者会見を31日に行うと発表した。
青柳は阪神からポスティングシステムを利用したが、メジャー契約には至らず、1月にフィリーズとマイナー契約。
【緊急補強】ヤクルトが元フィリーズ青柳晃洋と基本合意!!『後半戦と来季に向けての補強!復帰時期は…』高木豊の見解を語る!!【プロ野球】
開幕もマイナーで迎え、3Aと2Aの計23試合で救援、先発として起用され、計23試合で1勝3敗、防御率7・22と結果を残せず、自由契約となっていた。
再びのNPB復帰となったが、実績は文句ない。2021年から2年連続で最多勝のタイトルを獲得するなど通算61勝をマーク。右サイド右腕はヤクルトの本拠地神宮での相性の良さも知られるとあって、現在7連勝中と波に乗るチームの逆襲への大事なピースとなりそうだ。
青柳が果たす役割について球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は29日に自身のYouTubeチャンネルに「【緊急補強】ヤクルトが元フィリーズ青柳晃洋と基本合意!!『後半戦と来季に向けての補強!復帰時期は…』高木豊の見解を語る!!【プロ野球】」と題した動画を更新。青柳が合流することでヤクルトに与える影響などに考察を加えている。
高木氏はヤクルトの狙いに関して「ピッチャーの補強は狙っていただろうね」と元々、投手力を上積みしたい意図があったとした。
その上でチームも「変則、好きだよね」とコメント。指揮官も現役時代、変則だったこともあり、加えて「今の時代のバットの軌道からしても変則が非常に活躍している」背景もあるとした。
またチームの先発陣の顔ぶれを見ても中堅、ベテランどころが少し苦しくなっているとして、青柳の力も求められているとした。
最近では若手の奥川恭伸も復調するなど、明るい話題も増えてきたとあって、経験豊富な右腕が加わることで投手陣の厚みを増すことにつながると指摘した。
具体的な勝ち星についても予想。「今から帰ってきて後半5勝2敗ぐらい、3つの貯金ぐらいしてくれたら、それはもう来年につながるよ」とコメント。
さらに本拠地の神宮に関しても「アンダースローにとって神宮のマウンドは合うと思う」と本拠地の強みを生かせるとした。
実際に2年連続最多勝の実績もあり、「青柳が(NPBに)帰ってきて、嫌な選手はたくさんいると思う」と右の変則右腕を苦手とする、右打者もセ・リーグには多く在籍したことから他球団は警戒を強いられるとした。
再び日本球界に戻ってきたことで「いい方向にいくといいな」と活躍を願っていた高木氏。
古巣との対決も注目を集めそうな青柳の合流がヤクルトにどんな化学反応をもたらすのか。会見での言葉も注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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