セ・リーグ首位を独走する阪神を率いる藤川球児監督(C)Getty Images 現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神…

セ・リーグ首位を独走する阪神を率いる藤川球児監督(C)Getty Images

 現役時代は阪急、オリックスで活躍し、阪神を含めセ・パ5球団で投手コーチを歴任した佐藤義則氏が7月30日、自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神が1-0で競り勝った7月29日の広島戦(甲子園)を分析した上で、「もう阪神には勝てませんね。今の野球をやっている限り、あとの5球団は」と断じた。

【動画】熱くいきます 2025年7月29日 【阪神 vs 広島】 佐藤義則の眼

 阪神は先発・大竹耕太郎が巧みな投球術と粘り腰で広島打線を翻弄。7回4安打無失点に封じ、今季6勝目を飾った。佐藤氏は「コースにビシビシ投げられているわけではなかった」としながらも、「たまに投げるストレートとチェンジアップが効果的に生きていた」との見解を示した。

 6回2死満塁、7回無死満塁のピンチも0封。これについては、広島打線に対して手厳しかった。特に7回は代打・野間峻祥が外角高めの直球を引っ掛け、投ゴロの併殺打。「ノーアウト満塁でのピッチャーゴロは、ほぼ100%ダブルプレー。あれくらいの高さのボールなら、野間くらいの技術があれば、簡単にレフトフライが打てたはず」と工夫のなさに苦言を呈した。

 さらに、阪神以外のセ5球団の攻撃陣に対して、「もっとしっかりボールを見極めないといけない。あと一本が出ないのは、負けているチームの弱さ」と指摘。前回カードのDeNA、前々回カードの巨人も踏まえ、有利なカウントで難しいボールに手を出してカウントを悪くしたり、際どいボールを見送らずに打ち急いでしまう傾向が見られると述べた。

 一方で、猛虎打線はどうか。「低いボール球には手を出さず、四球を選ぶとかね。その点は技術のレベルの高さが目立ちます」と高評価。投打ともに「阪神が一番」として、「それを負かそうと思ったら、その上を行かないといけないわけですから。残念ながら厳しく言うと、もう阪神には勝てませんね。今の野球をやっている限り、あとの5球団は」と結んだ。

 7月29日現在で、阪神と2位・巨人とのゲーム差は「11」。優勝マジック点灯も目前に迫っている。「もうちょっと(他球団が)手応えを出してほしい」とぼやいた名伯楽。他球団が巻き返すためには、佐藤氏が指摘した“工夫”と“ボールの見極め”が、最低条件となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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