◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 事前(29日)◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パ…

ツアーで発見した新アイアン

◇国内男子◇リシャール・ミル チャリティトーナメント 事前(29日)◇能登カントリークラブ (石川)◇7142yd(パー72)

男子ツアーで隠れた高使用率のアイアンがある。ヨネックスのキャビティヘッド「EZONE CB301フォージド」だ。鍋谷太一竹安俊也木下裕太小斉平優和杉山知靖嘉数光倫北川祐生ら、使用選手を挙げたらキリがないほど。鍋谷にいたっては3年以上使っていて、一昨年このアイアンで「カシオワールドオープン」で優勝。その後、同社とクラブ契約に至ったのはよく知られた話だ。

7年ぶりにリニューアル

そのアイアンが「EZONE CB302 フォージド」の名で、約7年ぶりにリニューアルするというのだ。7年間も新しいモデルが出ていなかったことに驚いたが、さらにそのツアーでの展開のひっそり感たるや。少しずつプロの間でテストを始めていたというのだ。他の外ブラメーカーなどは、新アイアンをツアーローンチするときは、これでもかというぐらいメーカー担当者がアピールしてくるが、ヨネックスのツアー担当が新アイアンをわきに抱えて歩いているのに気づかなかったら、完全に見過ごしていた。プロに人気のアイアンのリニューアル、しかも7年ぶりって…、もっとアピールしてください!ヨネックスさん。

新アイアンをテスト中

ということで、どのように進化したのか、プロの話を伝えていこう。テスト中の鍋谷は「(CB301に比べて)見た感じはグースが減って、ちょっとだけ小ぶりに見えます。操作性が良さそうなイメージが湧きます。打感は変わらず柔らかくて、スピンも入る感じがあります」と好印象。ただし、「301で優勝しているし、そっちも良すぎるので」とすぐの投入は避けた。7番アイアンの顔を見た竹安は「グースが少なくなってボクは好きですね。フトコロの見え方がすごくいい」と早くも気に入った。今後の投入に向け試打を重ねるという。

新アイアンの顔を旧アイアンと見比べ

ツアー担当によれば、女子の契約選手である岩井姉妹が使う「CB511フォージド」に採用された「マイクロコンベックスフォージドフェース」が、今作のフェース面にも搭載されているという。溝と溝の間の平面に凸を設けることで、スピンが入りやすくなるという代物だ。「雨の日や朝露などでスピンが落ちやすい時でも、安定してスピンが入るようになります」

ラインアップにAWを追加

今回のCB302には、PWの下にAWも用意されている。「ウェッジとアイアンの間に入れるギャップクラブにアイアンを入れたいというプロが多い。ウェッジだとスピンが入りすぎて距離感が合わせづらいようです」とプロの需要に応えた形だ。

7番アイアンでロフト34度。新「CB302」は9月下旬発売予定。気になる方は、さらなる情報を待たれよ。(石川県宝達志水町/服部謙二郎)