現在開催中の「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)とガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が対戦。プリスコバが6-2、6-2で勝利し、自身初となるグループ勝ち抜けを決めた。プリスコバは初出場した昨年…

現在開催中の「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」でカロリーナ・プリスコバ(チェコ)とガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が対戦。プリスコバが6-2、6-2で勝利し、自身初となるグループ勝ち抜けを決めた。プリスコバは初出場した昨年の大会で、1勝2敗の3位に終わり、グループ敗退となっていた。

「決勝トーナメント出場をかけて次の試合を戦わなくて済むのはうれしいです。去年はとてもストレスを感じましたから。連勝するといつもうれしくなります。更なる自信を引き出してくれるので。グループ戦でもう1試合ありますが、負けないようにしながら、いつもよりもう少しテニスそのものを楽しむという気持ちで臨みたいです。」とプリスコバは語った。

ムグルッサについては「ガルビネのテニスは素晴らしいと思っています。見事なプレーを披露し合った試合がいくつかあり、2試合以外は全試合が接戦でした。そのうちの1つが今日の試合で、もう1つはこの前の『ウェスタン&サザン・オープン』で負けた試合です。今日は第1球目から気を引き締めて試合に臨み、ガルビネに好機を与えないようにしたいと考えていました」と話し、「だから絶好のスタートが切れたのでしょう。両セットともゲームカウントを3-0に持ち込んだのは、過去の対戦結果で得た自信を感じるのに重要でした。」と続けた。

ムグルッサは「今日の試合のことは深く考えないようにします。相手のプレーが素晴らしく、自分のテニスが互角に戦うだけのレベルに達していないときの結果はいつもこうなります」と敗戦の弁を述べた。

昨年の雪辱を果たし、いち早くグループ勝ち抜けを果たしたプリスコバ。勢いにのって今年はどこまで勝ち進むか注目だ。(テニスデイリー編集部)※写真はホワイト・グループを勝ち抜けしたプリスコバ

(Photo by Julian Finney/Getty Images for WTA)