高校総体は29日、陸上の男子110メートル障害タイム決勝が行われ、古賀ジェレミー(東京・東京3年)が13秒18(追い風…

 高校総体は29日、陸上の男子110メートル障害タイム決勝が行われ、古賀ジェレミー(東京・東京3年)が13秒18(追い風2・2メートル)で連覇を果たした。

 前回大会を13秒59の当時の高校記録で制している古賀は「一生破られない(高校)記録を出す」と意気込み、今大会に臨んだ。

 迎えたタイム決勝。スタート直後から2位以下を大きく引き離してゴールを駆け抜けた。タイムは、6月に自身が更新した高校記録(13秒45)を大幅に上回る圧巻の13秒18。だが、追い風2・2メートルの参考記録という結果となり、「えー」と残念がった。

 好走の背景にはフォームの修正があった。5位に入った今月の日本選手権では、ハードルを越える際に手が前に出ていなかったと分析。小学生まで習っていた空手の突きをイメージし、手の動きなどを試行錯誤してきた。成果を披露しての連覇達成に、「最後のインターハイで意地を出せた」と笑った。

 今後の目標を問われた高校王者は、「12秒台を日本人で最初に出して、(2028年)ロサンゼルス五輪で金メダルを取りたい」と言い切った。夢は大きく膨らんでいる。