中学生のクラブ活動を支援しようと、阪神タイガースやヴィッセル神戸などスポーツのトップチーム4団体が29日、兵庫県西宮市…
中学生のクラブ活動を支援しようと、阪神タイガースやヴィッセル神戸などスポーツのトップチーム4団体が29日、兵庫県西宮市と連携協定を結んだ。
西宮市では市内20校の部活動を地域クラブ活動に移行させることをめざし、9月から一部で先行実施する。来年8月末には学校部活動は終了し、クラブ活動に移行する方向で検討が進んでいる。
協定を結んだのは、本拠地や練習場などで西宮市とゆかりのある阪神タイガース、ヴィッセル神戸、大阪マーヴェラス、神戸ストークスの運営会社など4団体。部活動の地域展開で連携する。内容は未定だが、選手との交流や指導などの協力が期待されている。
阪神タイガースの粟井一夫社長は野球人口の減少に危機感を示し、「野球ができる環境づくりのお手伝いをしたい」と述べた。(小池淳)