全国高校野球選手権山梨大会で優勝した山梨学院の吉田洸二監督や梅村団主将(3年)らが29日、県庁で石寺淳一副知事らを訪問…

 全国高校野球選手権山梨大会で優勝した山梨学院の吉田洸二監督や梅村団主将(3年)らが29日、県庁で石寺淳一副知事らを訪問し、甲子園に向けて意気込みを語った。

 全国大会出場は3年ぶり11回目。吉田監督は日本航空との接戦を制した決勝戦を「チームの集大成」と振り返った。「打撃も守備も、つないで、つないで、最後に勝ちきることができた。甲子園でもチーム一丸となって一試合でも多く勝ち進みたい」と語った。

 梅村主将は「先輩方の思いも背負い、目の前の一戦を全力で戦う。ともに戦った県内の高校球児や、応援してくださる皆さんに勇気や感動を与えるような全力プレーをしたい」と決意を述べた。

 石寺副知事は「甲子園は強豪校が集う最高峰の舞台。山梨学院らしい堂々としたプレーで最後の一球まで全力を尽くすよう期待します」とエールを送った。県議会の佐野弘仁副議長や、県教育委員会の荻野智夫教育長からも激励を受けた。

 全国大会は8月5日に開幕する。(池田拓哉)