25日ぶりに2位へ転落した日本ハム・新庄剛志監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext 日本ハムは7月2…

25日ぶりに2位へ転落した日本ハム・新庄剛志監督(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日本ハムは7月29日、本拠地エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に2-5で敗れた。7月5日から守っていた首位を、9連勝のソフトバンクに明け渡した。

【動画】痛恨の1球…山崎福也が甘い変化球を山川穂高に被弾したシーン

 痛恨の1球だった。1-1の4回、日本ハムの先発左腕・山崎福也は1死一、二塁からの初球チェンジアップが、真ん中高めに浮いた。過去4度、本塁打王に輝いているソフトバンク・山川穂高が見逃すわけもなく、左翼席へ決勝の16号3ランを浴びた。

 試合を中継した『DAZN』のベンチリポートを通じ、山崎は「山川さんに打たれたホームランが痛かったです。初回に先制された後、すぐに追いついてもらっただけに、悔やまれます」とコメント。5.2回を投げ、5安打4失点。今季4敗目(4勝)を喫した。

 被弾の場面には、SNS上でも手厳しい声が挙がった。「信じられんくらいの失投」「緩いボールは打たれますよ」「ホームランしかない打者に投げる球じゃねぇな」「ゲロ甘いボール」「そのコース高さは絶対にアカン」などと、ファンにとっても悔しい結果となった。

 打線は1点を先取された直後の初回裏に、この日から1軍に合流した2番・松本剛の左前安打を呼び水に、清宮幸太郎、フランミル・レイエスまでの3連打で、一度は同点に。序盤は首位攻防戦らしい緊迫した展開だっただけに、山川への3ラン被弾は痛すぎた。

 これでソフトバンク戦は5連敗となり、25日ぶりに2位へ転落。昨季のリーグ王者と張り合うため、ここが踏ん張りどころだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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