チームが苦しむ中でもスキーンズは質の高いピッチングを披露し続けている(C)Getty Images パイレーツの若きエー…

チームが苦しむ中でもスキーンズは質の高いピッチングを披露し続けている(C)Getty Images

 パイレーツの若きエース、ポール・スキーンズが現地時間7月27日のダイヤモンドバックス戦に先発し、6回無失点の好投で6勝目を挙げた。許した安打はわずかに3本、9個の三振を奪うなど力強いピッチングを披露。オールスターゲームの舞台にも立った7月、最後となるマウンドでもファンの期待に応えた。

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 スキーンズはメジャー2年目の今季も、低迷するチームの中で高いパフォーマンスをみせつけており、現時点においてメジャー全体で唯一、防御率1点台をキープ。また、球宴ではルーキーイヤーから2年連続で先発マウンドに登るなど、実力、人気の両面で“怪物”ぶりをいかんなく発揮。夏のトレード市場でも話題に上るも、引き続きパイレーツでシーズンを送ることが有力視されている。

 さらに、米メディア『Sports Illustrated』ではスキーンズの7月の活躍や、今季の各記録などをフォーカス。規格外のポテンシャルを改めて論じている。

 7月28日配信の特集記事において、「スキーンズが7月に圧巻の投球を見せ、なぜ彼がメジャー屈指の投手の1人なのかを証明した」と称えながら、「5試合に登板し、27イニングで2勝1敗、防御率0.67という数字を残した」などと今月の成績を列挙。

 同メディアは、この1か月でマークした防御率が1920年以降のパイレーツで5番目に低いことや、ルーキーから2年連続での球宴先発も球団史上2人目だと説明。他にも、「驚くべきことに、スキーンズは今季22試合すべてで初回無失点を継続中で、これは1923年にボブ・ショーキーが記録した27試合に次ぐ歴代2位タイの記録だ」と指摘し、やはりメジャー史の中でも驚異的なスタッツだと強調する。

 また、直近での登板も振り返っており、「7月27日のダイヤモンドバックス戦で、6回表2アウトの場面、監督のドン・ケリーがマウンドに向かうと、ホームの観客からは大ブーイングが巻き起こった。誰もがエースのスキーンズをマウンドから降ろしてほしくなかったのだ」などと回想。さらに、監督がベンチに下がった後、99球目でこの日最後のアウトを取ったスキーンズに対し、「スタンドからは大歓声とスタンディングオベーションが送られていた」と綴っている。

 さらに同メディアはさまざまな記録を紹介しながら、ファンを大いに沸かせているスキーンズに対し、「ナ・リーグのサイ・ヤング賞、さらにはMVP獲得も十分狙える位置にいる」と太鼓判を押す。この先、シーズン残り2か月では、プレーオフ争いや各種タイトルの行方とともに、圧巻の投球を繰り広げる23歳のマウンド姿も見どころの1つのなっていくことは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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