年末の12月28日~30日に開催される「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」にノバク・ジョコビッチ(セルビア)とスタン・ワウリンカ(スイス)が出場することが大会公式サイトで発表された。ジョコビッチは右肘の故障のため、今年の「ウィ…

年末の12月28日~30日に開催される「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」にノバク・ジョコビッチ(セルビア)とスタン・ワウリンカ(スイス)が出場することが大会公式サイトで発表された。

ジョコビッチは右肘の故障のため、今年の「ウィンブルドン」準々決勝のトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)戦を途中棄権したのを最後に、長期休養していたが、この「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」で復帰となった。

ジョコビッチは「こんな特別な大会に参加することができ、本当に光栄に思う。いつも通り強力な選手陣で、僕の復帰とシーズン開幕を飾る完璧なラインナップになるだろう。アブダビは素晴らしいところで、ファンのみんなにとって素敵な大会になると思う」と、コートに再び立つことへの熱意を表明。

一方のワウリンカも故障した膝の治療に専念するため、「全米オープン」を含め2017年残りシーズンを欠場すると発表していたが、この大会で復帰となった。

「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」はジョコビッチ、ワウリンカの他に、ラファエル・ナダル(スペイン)、パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が出場する。

2017年シーズンは近年男子テニス界を引っ張ってきたジョコビッチとアンディ・マレー(イギリス)が怪我で苦しんだ一方、レジェンドのナダルとロジャー・フェデラー(スイス)が鮮やかな復活を遂げた年となった。ジョコビッチの復帰も目処がたち、来シーズンが早くも楽しみだ。(テニスデイリー編集部)※写真は今年7月の会見でのジョコビッチ

(Photo by Srdjan Stevanovic/Getty Images)