高校総体は29日、バスケットボール女子の3回戦が行われ、桜花学園(愛知)が大阪薫英女学院(大阪)を74―69で破り、8…
高校総体は29日、バスケットボール女子の3回戦が行われ、桜花学園(愛知)が大阪薫英女学院(大阪)を74―69で破り、8強入りを果たした。
試合開始からワンプレーごとに大歓声が湧く。総体優勝25回の桜花学園(愛知)が、上位常連の大阪薫英女学院(大阪)と早くも3回戦で激突。後半に一気にギアを上げ、一進一退の好勝負をものにした。
前半は4点ビハインド。第4クオーター(Q)に入ると早々に2点差を追いつき、リバウンドを制して流れをつかんだ。ひときわ存在感を放ったのは、2年生ながら司令塔の竹内みや。勝負所のプレッシャーを感じさせない冷静なパスワークで得点を引き出した。
「第3、4Qは『任されている人』が得点を取るのが大事。自分がやってやろうと思っていた」と竹内。積極的にシュートも放ち、試合終盤、3点シュートを決めて両手を大きく広げると、応援席のボルテージは最高潮に達した。
劣勢が続いても粘り強く戦い抜けたのは、6月の東海大会決勝で劇的な逆転優勝を果たした経験があるから。昨年の総体準優勝の岐阜女(岐阜)を相手に、前半の16点ビハインドをひっくり返したことで、「負けていても焦らず、自分たちのリズム、タイミングでやろう」と自信を深めた。
日本代表も輩出する国内屈指の名門だが、総体は2021年を最後に頂点から遠のいている。「チームを勝たせるゲームメイクがしたい」と竹内。4年ぶり王座奪還へ、「桜花のガード」のプライドを胸にチームを先導する。(三枝未来)