2025年夏の第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、阪神甲子園球場)に出場する49代表校が29日、出揃った。 …
2025年夏の第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、阪神甲子園球場)に出場する49代表校が29日、出揃った。
初出場は叡明(埼玉)、未来富山(富山)、聖隷クリストファー(静岡)、豊橋中央(愛知)、綾羽(滋賀)の5校。すべて、春夏通じて初の甲子園出場となる。
3校には、軸になる投手がいる。未来富山では、Uー18代表候補の145キロ左腕、江藤 蓮投手(3年)がチームを支える。投打の二刀流で知られ、この夏は4試合30イニング37奪三振、防御率は1.50をマークした。打っては6試合22打数10安打2本塁打9打点と初優勝に大きく貢献している。初出場ながら、甲子園では大ブレークの可能性は十分にある。
聖隷クリストファーには、将来性豊かな2年生左腕、髙部 陸投手(2年)が君臨する。最速は147キロで、この夏は5試合に登板し、30回33奪三振で3失点。防御率も0.90と驚異的な数字を残している。ソフトバンクに所属する大阪桐蔭(大阪)出身の左腕、前田 悠伍投手を彷彿させると評価されているほど。こちらも聖地デビューが楽しみだ。
豊橋中央には、頼れる右腕、高橋 大喜地(だいきち)投手(3年)がいる。準決勝の愛工大名電、決勝の東邦と、「愛知私学4強」相手に連続完投勝利。決勝は延長11回を投げ切って、東邦の粘りを封じ込んだ。ピンチの際に、マウンド上で見せる、父が好きなプロレスラー・故アントニオ猪木さんの表情をモノマネした「猪木顔」が話題となった。まさに気迫あふれるピッチングで甲子園初出場を勝ち取った。憧れのマウンドでも気合が入った「猪木顔」が見られるかもしれない。
綾羽は、多彩な6人の投手を起用し、滋賀大会すべて継投で勝ち抜いた。決勝では5人でつなぎ、滋賀学園に反撃させなかった。叡明の田口 遼平内野手(3年)は、抑え役としても、先発完投投手としても、本職の遊撃手としても大車輪の活躍。埼玉の強豪チームに仕事をさせなかった。
春夏通じて初めてプレーする5校の投手陣たちの奮闘に期待したい。