(29日、第107回全国高校野球選手権西東京大会決勝 日大三8―4東海大菅生) 西東京大会は29日、神宮球場で決勝があ…

 (29日、第107回全国高校野球選手権西東京大会決勝 日大三8―4東海大菅生)

 西東京大会は29日、神宮球場で決勝があり、日大三が東海大菅生を8―4で破り優勝した。2年ぶり20回目の夏の甲子園出場に、監督や選手らが喜びを語った。

 日大三・三木有造監督

 東海大菅生もいい選手がそろっていて、なんとかしつこくいこうと、あきらめないで最後の最後アウトになるまで粘っていこうと、ずっと言ってきた。それを選手たちがよくがんばってやってくれた。(投手の)近藤がダメだったら次の投手にいこうと言っていたが、尻上がりに良くなってきてくれて、もう最後は近藤でいこう、と。がんばってもらった。(甲子園では)西東京代表として、一生懸命応援されるようなチームで頑張っていきたいと思う。

 日大三・本間律輝主将

 去年悔しい思いをして、そこから1年間、この日のためだけに練習してきて本当によかった。なんとか自分たちが結果を出さないといけないというところで、結果が出たっていうのは本当に良かった。東海大菅生の投手が本当に良くて、自分のバッティングがなかなかできない中で、なんとかしつこくいこうと。その結果が出た。誰も諦めないというところが、最後この結果につながったと思う。(甲子園では)去年の先輩方の悔しい思いも背負って、自信を持って戦い抜きたい。(藤井怜)