29日、甲子園出場49校が決まった。近年は元プロの指導者が高校球界に増えてきているが、今年は2名が元プロ監督が甲子園に出…

29日、甲子園出場49校が決まった。近年は元プロの指導者が高校球界に増えてきているが、今年は2名が元プロ監督が甲子園に出場する。

 まず智弁和歌山の中谷 仁監督だ。現役時代、智弁和歌山の正捕手として97年夏の甲子園優勝に貢献した中谷監督は同年のドラフトで阪神1位指名を受けた。98年から12年まで阪神、楽天、巨人の3球団でプレーし、通算111試合に出場している。

 18年秋から同校の監督に就任し、この夏が8回目の甲子園出場。21年夏に甲子園優勝、今年のセンバツでは準優勝に導き、甲子園で通算13勝を収めた。監督就任後、寮など施設面の拡充。外部指導者、トレーナーを招き、部内の改革に取り組み、超名門校として君臨している。

 2人目が東大阪大柏原の土井 健大監督だ。履正社出身の土井監督は06年センバツに出場し、高校通算43本塁打のスラッガーとして注目を浴び、同年の高校生ドラフトでは5位指名を受けた。07年から11年までオリックス、巨人の2球団でプレーし、一軍出場はなかったが、「一軍で活躍する選手は波が少ない。休みの過ごし方、練習の仕方がしっかりしている」と語り、学ぶことは多かったという。その後、ミキハウスREDS、大阪シティ信用金庫(軟式)でプレーし、18年10月から同校の監督に就任。土井監督のもと生活指導から入り、強豪校としての土台を築き上げた。そしてこの夏は大阪桐蔭を破って、11年以来、14年ぶりの甲子園出場を決めた。