高校総体は28日、陸上の男子200メートルタイム決勝が行われ、清水空跳(そらと) (石川・星稜2年)が20秒39(追い…

 高校総体は28日、陸上の男子200メートルタイム決勝が行われ、清水 空跳(そらと) (石川・星稜2年)が20秒39(追い風2・7メートル)で優勝し、100メートルとの2冠を達成した。

 男子200メートルタイム決勝1組のゴールを清水が先頭で駆け抜けた後、観客のどよめきはため息に変わった。サニブラウン・ハキーム(東レ)が2015年に樹立した高校記録(20秒34)まで0秒05に迫る好タイムながら、追い風2・7メートルの参考記録。100メートルに続く高校記録の更新とはならなかったが、本人が「いい姿を見せられた」と収穫を感じる2冠達成だった。

26日の100メートルタイム決勝で自己ベストを0秒19縮める10秒00の高校新記録を樹立し、前日は400メートルリレーに出場。試合を重ねた疲れもあって「優勝できるか不安だった」という。いざレースが始まると、好スタートの勢いそのままにコーナー出口付近で先頭に立ち、後続を引き離した。

 これまでの200メートルの自己ベストは20秒79。参考記録ながら20秒39のスピードを体感し、「20秒4、5台は確実に出るという確信に変わった」。圧巻だった100メートルに続き、短距離界の新星が自信を深めた。