雪印メグミルクスキー部の一戸くる実が27日に自身のインスタグラム(@_kurumi_0620)を更新した。仲間を失って初…

雪印メグミルクスキー部の一戸くる実が27日に自身のインスタグラム(@_kurumi_0620)を更新した。仲間を失って初めて迎えた国内初戦で優勝を果たし、胸に秘めた思いを明かした。

一戸は、「あさひが天国へ旅立ってから、初めてチームで迎えた夏の国内初戦」と投稿。雪印スキー部としての初公式戦での優勝に「責任と重みを感じた」と綴り、3連戦へ向けて決意を語った。

今年、同部所属の杉浦旭選手が急逝。チームにとって深い喪失のなかで迎えた今大会は、一戸にとっても精神的に大きな意味を持つ一戦だった。名寄ピヤシリジャンプ場での勝利は、チーム全体の再出発ともいえる。

一人のアスリートとして、そして一人の仲間として飛んだジャンプ。その姿には、結果以上の「想い」が込められていた。空に向けたその一跳びは、きっと届いていたに違いない。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部