高校総体のレスリングは28日、島根県雲南市で男子団体が行われ、自由ヶ丘学園(東京)が初優勝を飾った。 準々決勝で201…
高校総体のレスリングは28日、島根県雲南市で男子団体が行われ、自由ヶ丘学園(東京)が初優勝を飾った。
準々決勝で2016年から4連覇した日体大柏(千葉)を6―1で圧倒。準決勝では、3連覇を狙った鳥栖工(佐賀)を5―2で破り、決勝は花咲徳栄(埼玉)を6―1で退けた。
リボウィッツ和青(3年)というエースの存在が大きかった。昨年の総体で92キロ級を制し、今年6月の明治杯全日本選抜選手権97キロ級では、社会人や大学生と争って準優勝。今回の団体は、1回戦から決勝まで全6試合に出場して、すべてに圧勝した。
将来を期待される逸材は、「自分一人が勝っても取れないタイトル。優勝するチームには何が必要か、ずっと考え、取り組んで来た。今までにない、うれしさ」と、声を詰まらせた。