「世界水泳シンガポール2025」14日目が7月24日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)女子デュエットフリー…

「世界水泳シンガポール2025」14日目が7月24日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)女子デュエットフリー決勝ではスペインのリル・ルイス、イリス・ティオ カサスが282.6087点で金メダルを獲得した。
予選を1位で通過したスペインは最後に登場。コンビを引っ張る22歳のイリス・ティオ カサスはソロテクニカルで銅、ソロフリーで金メダルを獲得しており、今大会はまさに絶好調。この種目でも当然メダルに期待がかかっている。
演技では、緩急の差が激しい独特な楽曲に合わせて“女性らしさの本質”を表現。「官能的でありながら力強く、神秘的でありながら透明感があり、繊細でありながら勇敢というのを表現していきたい」と語るとおり、しなやかかつ大胆な動きで観客を惹きつける。

解説者も「スペインの2人だけができるこの雰囲気。非常に緩急が必要な曲を選んでいますが、それを見事に泳ぎこなしてますね」「別格の出来栄え」と大絶賛した。
高難度のアンバランスも脚の高さ、速度ともに完璧な仕上がり。高い技術と表現力を発揮し、終始ピタリと揃った圧巻演技で会場を魅了した2人だったが、スコアが表示され金メダルが確定すると感情が爆発。ティオ カサスは歓喜の雄叫び、リル・ルイスは涙で優勝を喜び合った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』