◇米国男子◇3Mオープン 最終日(27日)◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)3位から1打…

金谷拓実は7位(Andrew Wevers/Getty Images)

◇米国男子◇3Mオープン 最終日(27日)◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)

3位から1打差を追った金谷拓実は6バーディ、4ボギーの「69」でプレーし、通算19アンダーの7位で終えた。ルーキーシーズンでのPGAツアー(米国男子ツアー)初タイトルに4打届かず、年間ポイントレース(フェデックスカップ)は150位から132位に浮上した。

次週のレギュラーツアー最終戦「ウィンダム選手権」終了時点のランク70位までが全3試合のプレーオフシリーズに進出。11月のシーズン終了時点のランク100位までが来季シードを獲得する。

最終組の1組前をプレーした金谷は前半アウトで1つ伸ばすにとどまり、同組でプレーした首位のカート・キタヤマと5打差でサンデーバックナインへ。3バーディを奪いながら、優勝したキタヤマに4打差から詰め寄ることはできなかった。中継局ゴルフネットワークのインタビューで「キタヤマ選手の本当に素晴らしいプレーがあった」と優勝者をたたえつつ、「自分がもう少しいいプレーができたら良かった。難しいコンディションの中でボギーが出てしまうのは、優勝する選手との差だと思う」とコメント。「優勝した選手のプレーを間近でみることができて本当に良かったと思うし、次の試合に向けてしっかり頑張りたい」と話し、次週のレギュラー最終戦へ気合を込めた。

金谷と同じく1打差を追ったキタヤマが8バーディ、2ボギーの「65」をマークし、通算23アンダーで今季初優勝を飾った。2023年「アーノルド・パーマー招待」以来となるツアー通算2勝目。

22アンダー2位にツアー未勝利のサム・スティーブンス。20アンダー3位にマット・ウォレス(イングランド)、デービッド・リプスキーピアスソン・クーディジェイク・ナップの4人が続いた。

前年覇者のジョナサン・ベガス(ベネズエラ)は11アンダー44位で終えた。