激戦区・愛知は豊橋中央が制し、初の甲子園出場を決めた。準々決勝では杜若、準決勝では愛工大名電、決勝では東邦と強豪を破って…

激戦区・愛知は豊橋中央が制し、初の甲子園出場を決めた。準々決勝では杜若、準決勝では愛工大名電、決勝では東邦と強豪を破っての優勝はまさに大健闘だった。その立役者となったのはエースの高橋 大喜地投手、正捕手の松井 蓮太郎捕手のバッテリーだ。松井はプロからも注目されている好捕手で、今大会も強打を発揮している。高橋は準々決勝以降から3試合連続で完投勝利を収め、大エースとして活躍。さらにマウンドでの表情も話題となった。

　この2人は幼なじみバッテリーで、出身チームも同じ愛知豊橋ボーイズ。今年の高校生NO.1外野手・阿部 葉太外野手とはチームメイトだった。豊橋中央は、バッテリーだけではなく、ショートの花井 成次内野手、レフトの砂田隆晴外野手も愛知豊橋ボーイズ出身。さらに、スーパー1年生・中立 大翔内野手も先輩を追って豊橋中央に進んだ。甲子園で再会することを目標に臨んだこの夏は見事に愛知私学4強を破って甲子園を決めるというサクセスストーリーを達成した。

　甲子園で両校の対戦は実現するのか。全国での躍進を期待したい。