<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜11ー3東海大相模>◇27日◇決勝◇横浜スタジアム 横浜がライバル・東…

<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:横浜11ー3東海大相模>◇27日◇決勝◇横浜スタジアム

 横浜がライバル・東海大相模を下して3年ぶりの頂点に立った。

 何度逆境に立たされてもはね返した。3試合連続での逆転勝利。村田 浩明監督は「本当に強い選手達が横浜スタジアムで躍動してくれました。プレッシャーを乗り越えた選手達に感謝します。本当に誇りです」と優勝インタビューで選手達を称えていた。

 試合後、整列の挨拶が終わると指揮官は一人ひとりと抱き合った。主将の阿部 葉太外野手(3年)を見つけると涙。「監督さんを信じて、やってきてよかった」と普段は冷静な阿部も涙を浮かべながら、熱い抱擁を交わした

 阿部は1年時から出場を重ね、2年時には下級生ながら主将としてプレーするなど期待をかけられてきた。指揮官も 「阿部はすごい男です。本人の前では言いませんけど、相当なプレッシャーを感じていたにも関わらず、それを微塵とも表現しない」と絶賛。続けて「本当に阿部が2年生の頃からキャプテンをやって、何とかこの大会を制することが出来た。自分たちの代で優勝できたことは、彼の頑張り、周りの支え、全員野球が生んだキャプテンだと思う」と観客の前でほめちぎった。

 準々決勝の平塚学園戦、最後の最後まで追い込まれながら、チームを救う一打を放ったのが阿部だった。以降も先制点を許す苦しい展開が続いたが、負けることはなかった。阿部も「本当は先手必勝で行きたかったですが、なんとか全員でひっくり返したことは、また一つ力がついたかなと思う」と成長を実感。2年連続決勝で敗れた悔しさを乗り越え、遂に夏の聖地・甲子園へと乗り出す。