27日の時点で38校の甲子園出場が決定した。 ドラフト候補では、156キロ右腕・石垣 元気投手(健大高崎)など3年生に注…
27日の時点で38校の甲子園出場が決定した。
ドラフト候補では、156キロ右腕・石垣 元気投手(健大高崎)など3年生に注目が集まるが、来年のドラフト候補も豊作と呼ばれている。その中で、またも150キロオーバーの怪物2年生右腕トリオの出場は甲子園で話題となりそうだ。
まずは横浜の織田 翔希投手。センバツ優勝に貢献した剛腕は、この夏も150キロを連発し、最速152キロを計測。5回戦の藤嶺藤沢戦では、1安打完封勝利。その後の試合でも粘り強い投球を見せ、決勝の東海大相模戦では、6回途中まで投げて3失点の好投だった。センバツに続き、夏の甲子園でも甲子園オーバーが期待される。
山梨学院の菰田 陽生投手はセンバツで最速152キロを計測し、話題となった。その後も関東大会の叡明戦で3.2回を投げ、11奪三振を記録するなど快投が光っている。夏の山梨大会決勝戦では3回を投げ無失点の好リリーフを見せ、優勝に貢献した。山梨大会ではやや調子を落としていたところがあり、甲子園では復調が期待される。
3人目は高知中央・堅田 徠可投手だ。この投手は突如として現れたスピードスターだ。高知大会決勝戦で怪我をしたエース投手の代わりに先発し、明徳義塾相手に2失点完投勝利。さらに自己最速8キロを更新する151キロをマークした。地を這うようなストレートは非常に伸びがあった。1試合だけの覚醒なのか。それとも甲子園でも前評判通りの剛速球を披露となるのか。
8月3日の抽選会が楽しみである。