2025年夏の第107回全国高校野球選手権奈良大会は28日、決勝が行われ、夏の頂点が決まる。対戦するのは奈良の「2強」と…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権奈良大会は28日、決勝が行われ、夏の頂点が決まる。対戦するのは奈良の「2強」とも評される智弁学園と天理。両雄が9年ぶりに夏の決勝で対戦することになった。

 前回、2016年の夏決勝は、智弁学園が6対5で勝利し、甲子園切符を手にした。この時のエースは、現在阪神で活躍している村上 頌樹投手。9回に3失点して1点差まで詰め寄られながらも、先発完投して優勝に貢献している。この年のセンバツで優勝した智弁学園が、春夏連続甲子園制覇を目指して県大会決勝を戦ったことになる。

 2014年にも夏決勝で対戦し、智弁学園が8対6で勝利。3番打者には、現巨人の4番・岡本 和真内野手が座り、この試合で本塁打も放っている。2010年夏は天理が14対1で勝利している。

 夏決勝での対戦では、智弁学園が連勝中。ノーシードから夏3連覇を狙う智弁学園か、春夏連続を狙う天理か。激戦となるのは必至だ。