久保にミランが関心を示しているようだ(C)Getty Images セリエAの名門、ミランがレアル・ソシエダの久保建英獲…

久保にミランが関心を示しているようだ(C)Getty Images

 セリエAの名門、ミランがレアル・ソシエダの久保建英獲得に動いていると、欧州メディアが報じている。

 スペイン移籍情報サイト『Fichajes』が現地時間7月26日に配信の特集記事において、今夏の移籍市場でのミランの動向として、「攻撃陣の補強を狙うミランは、創造性あふれる才能を求めており、タケフサ・クボがまさにその対象となっている」と伝えた。

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 さらに、「イタリアでは、攻撃の最終局面で違いを生み出せる存在として評価されており、彼を獲得するために相当な資金を投じる構えだ」と同クラブが強い意欲を持ってのアプローチに向かうと見通している。

 2022年夏にレアル・ソシエダに加入した久保は、昨季はチームが11位に終わるなど試練のシーズンを経験した。だがその中でも、攻守において精度を増す久保のプレーを求める声は止まず、今オフも5大リーグのビッグクラブ移籍の噂が後を絶たない。そして7月も終わりに近づいた現在、セリエA行きの可能性も急浮上しているようだ。

 また、過去3シーズンでチームの柱となった久保に対するレアル・ソシエダの反応も『Fichajes』が伝えており、「最低でも4000万ユーロの提示が必要」と移籍に擁する金額を明かしている他、「クボは今もなお、レアル・ソシエダの戦術的な中核を担う重要な戦力。本当に納得のいくオファーでなければ、チームのバランスを崩してまで応じるつもりはないだろう」と予想する。

 だがその一方では、「バスククラブのスポーツディレクターはエースの放出に前向きではないが、市場の圧力を受けてオファーに耳を傾け始めている」と綴っており、さらに、「ミランはクラブの要求に応えるための動きを続けている。交渉はまだ初期段階にあるが、すでに接触は始まっており、今後数日で本格化する可能性がある」などと見通している。

 久保は現在、レアル・ソシエダの日本遠征に参加しており、7月25日までJリーグクラブとのプレシーズンマッチ2試合に出場。グラウンド上でのプレーに加え、現状でのチーム体制に関しての言動も話題となっている。各国メディアで連日のように名前が挙がる24歳はこの先、欧州市場での動向もさらに注目が集まっていくことになりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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