高校総体は27日、バスケットボールの1回戦が始まり、昨冬の全国高校選手権女子準優勝の慶誠(熊本)が和歌山信愛(和歌山)…

 高校総体は27日、バスケットボールの1回戦が始まり、昨冬の全国高校選手権女子準優勝の慶誠(熊本)が和歌山信愛(和歌山)に81―49で大勝した。

 第1クオーターで31―16と大きくリードを奪い、その後も攻撃の手を緩めなかった。チーム最多得点は、ベンチスタートの西本未来(3年)。1メートル60と小柄ながら3点シュートを4本も決めるなど20得点をマークし、「スタートで出た選手たちが流れをもってきてくれた。自分も交代で出たときにその流れに乗っていけた」と明るく振り返った。

 右田卓也コーチは「硬さが出るので一番初戦が怖いと思っていたが、いつもよりはうまくいった。一戦一戦、目の前の試合に勝っていって最終的にいい結果が出ればいい」と語った。