8人の『ロキシー』が踊りまくる!?「世界水泳シンガポール2025」が7月25日に行われ、アーティスティックスイミング(…

8人の『ロキシー』が踊りまくる!?「世界水泳シンガポール2025」が7月25日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)アクロバティックルーティン決勝にイタリア代表が出場。ミュージカル『シカゴ』の世界観をチャーミングかつセクシーに演じ切り、観客を魅了した。
水中と水上でチームごとに世界観を表現するアーティスティックスイミング。アクロバティックルーティン決勝に出場したイタリア代表は、ブロードウェイミュージカルの『シカゴ』を題材に、メンバー全員が主人公の『ロキシー・ハート』を演じ切った。
「激しさ、鋭さ、圧倒的なエネルギーを水中に持ち込みたい」と話していたイタリア代表チームは、激しいトレーニングの間の息抜きにミュージカル『シカゴ』を感激。そこで全員が世界観に魅了され、この演目を選んだという。

安定した演技の中でセクシーさまで構成と表現力に、解説を務めた1988年ソウル五輪銅メダリストの小谷実可子氏は「シカゴの魂が乗り移っているようですね~!」とワクワク。自身もこのミュージカルナンバーの大ファンだといい、イタリア代表の演技を誰よりも楽しんでいる様子だった。
水しぶきをも“舞台の小道具”のように扱うイタリアチームは、ライバル同士ながら名コンビとなったロキシーとヴェルマが踊りまくって機関銃を撃ちまくる場面をアクロバティックな水面ジャンプと回転で表現。小谷氏は「機関銃をダダダダッって撃ってるように見えますよね!」とこだわりの構成を絶賛していた。
さらに「スイマーたちは大変だと思いますが、きっと楽しみながら泳げているのでは、と思えるほど安定していた」と総括。高難度のパフォーマンスを絶賛していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)