(27日、第107回全国高校野球選手権大阪大会決勝 東大阪大柏原6―5大阪桐蔭) 大阪大会決勝は初の延長タイブレークに…
(27日、第107回全国高校野球選手権大阪大会決勝 東大阪大柏原6―5大阪桐蔭)
大阪大会決勝は初の延長タイブレークにもつれ込み、東大阪大柏原が昨夏の大阪王者・大阪桐蔭との激戦を制した。
勝因は堅い守りだ。七回に4点差を追いつかれたが、細かい継投でつないで逆転を許さない。バックも無失策で支えた。
延長十回に勝ち越し打を放った英賀(あが)真陽(3年)は「うちは打撃より守備のチーム」と語る。一方で、打線も相手の配球をしっかり研究し、プロ注目の投手たちから計11安打を放った。
2018年に就任した元プロ野球選手の土井健大監督は履正社出身。大阪桐蔭には、現役時代を含めて「勝ったことがなかった」。
記念の1勝で、14年ぶりの甲子園出場をつかんだ。=GOSANDO南港(室田賢)