(27日、第107回全国高校野球選手権神奈川大会決勝 横浜11―3東海大相模) 第107回全国高校野球選手権神奈川大会の…

(27日、第107回全国高校野球選手権神奈川大会決勝 横浜11―3東海大相模)

 第107回全国高校野球選手権神奈川大会の決勝が27日、横浜スタジアムであり、今春の選抜王者の横浜が東海大相模を11―3で破って優勝し、3年ぶり21回目の夏の甲子園出場を決めた。

 決勝の相手は東海大相模。昨夏から4季連続で同一カードとなった。

 横浜は三回、先発投手の織田翔希が東海大相模の中村龍之介に3点本塁打を打たれ、先制を許した。

 しかし、四回に4番打者の奥村頼人が2点本塁打を放って1点差に。さらに江坂佳史と駒橋優樹の連続適時打でこの回一挙4得点し、逆転した。五回にも3点を加えて突き放すなどし、優勝を決めた。

 横浜は神奈川大会5回戦までは無失点で勝ち上がった。準々決勝では平塚学園に最大4点差をつけられたが、九回2死から逆転サヨナラ勝ち。準決勝でも立花学園に3点リードされたが、2本の本塁打で逆転した。

 全国大会は8月5日から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。エースの松坂大輔(元西武、大リーグ・レッドソックスなど)らを擁して果たした1998年以来の甲子園春夏連覇を狙う。