2025年夏の第107回全国高校野球選手権東東京大会は28日、決勝が予定されている。対戦するのは関東第一と岩倉。実力校な…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権東東京大会は28日、決勝が予定されている。対戦するのは関東第一と岩倉。実力校ながら、この夏はノーシードから勝ち上がってきた両校が、夏の頂点をかけて戦う。

 ともに投手陣の踏ん張りが勝敗のカギを握りそう。関東第一は昨夏甲子園準優勝を知る坂本 慎太郎投手(3年)が中心。準決勝では5安打完封劇を披露するなど、好調を維持する。先発ではなく、リリーフで控える可能性もあるが、いずれにしても頼れる左腕の活躍なしでは優勝はできないだろう。

 岩倉はここまで6試合すべて継投で勝ち上がってきたが、先発はすべて上原 慶大投手(3年)だった。決勝も先発マウンドに上がる可能性は高い。特に帝京戦、修徳戦では中盤まで安定した投球を見せチームを勝利に導いてきた。強豪を抑えた自信は決勝へとつながるに違いない。

 カギを握る両投手の出来が、甲子園への切符をかけた戦いを左右する。