<2025年全国高校野球選手権鹿児島大会:神村学園15-6れいめい>◇26日◇決勝◇平和リース球場 45年ぶりの夏甲子園…

<2025年全国高校野球選手権鹿児島大会:神村学園15-6れいめい>◇26日◇決勝◇平和リース球場

 45年ぶりの夏甲子園は果たせなかったれいめいだが、4番・碇山 和尚(3年)と5番・濱田 勇人(3年)、奄美大島・赤木名中出身のコンビが決勝戦でも気を吐いた。

 4点ビハインドで迎えた5回裏、「流れを引き戻したかった」と5番・濱田が張っていた高めのゾーンに入ってきた初球の変化球を中越えに運び、2点を返すきっかけを作った。6回には「どんな形でも塁に出たかった」と死球で後ろにつなぎ、1点差に迫る4点目のホームを踏んでいる。

 9回まで4打席無安打だった碇山。「神村学園の投手は今まで対戦したことがないほどレベルが高かった」と脱帽する。それでも9回は「自分が最後の打者にはなりたくなかった」と追い込まれながらも粘り、中前に弾き返す適時打を放ち、一塁ベース上で雄叫びを挙げた。

 チームはノーシードからのスタートだったが、鹿児島城西、鹿児島実と強豪私学を倒し、45年ぶりに決勝進出を果たした。苦しいことが多かったが「れいめいでやってきたことは間違いなかった」と濱田は胸を張る。9回裏、11点差を追いかける攻撃だったが「やってくれると信じていた」。途中交代で打席には立てなかったが、仲間を信じる気持ちにブレはなかった。濱田の気持ちを打席で表現した碇山は「本当に楽しかった」と満面の笑みで語った。

 2人とも大学で野球を続けるという。今度は別々の進路先で野球道を追求することになりそうだ。