「世界水泳シンガポール2025」が7月25日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)アクロバティックルーティン決…

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 「世界水泳シンガポール2025」が7月25日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)アクロバティックルーティン決勝に日本代表が参戦。後半のリフト技でミスが響き、大減点を受けて193.0367点の10位となったが、ハイレベルな大技で観客を魅了した。

【映像】回り過ぎ注意レベル!?日本代表のアクロバット演技

 日本代表“マーメイドジャパン”は、「アリゲーター」をモチーフに水面から獲物を狙うパワフルな演技に挑戦。水中で行うアクロバティックな技の一種「エアボーン」では、水面から高く飛び上って空中で回転。圧倒的な高さを出し切ったパフォーマンスに、解説者も「いつもよりも回り過ぎてしまうほど勢いもありましたね!」と驚きを隠せない様子だった。

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 その後のプラットフォームは、過去に10点満点を叩き出したこともあるほどの得意技とも言える技だ。美しいクイーンからハープのポーズで水面上に浮び上がると、実況・解説ブースからも「綺麗ですね~!」「美しい!」と感嘆の声が上がっていた。

 世界に誇れる美しさと力強さを表現した日本代表は、リスクもはらむほどの高難度のアクロバティックに挑戦できるほど大成長。しかし、終盤のリフト技でわずかにミスが出て“審議中”のランプが点灯することとなった。

 最後まで力を振り絞って「アリゲーター」の世界観を表現した日本代表だったが、5つ目のアクロバットで体重の乗り方でわずかにズレが生じたことが響き大きく減点。193.0367点の10位で競技を終えることとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)