イチロー氏が選手時代に「野球殿堂」を頻繁に訪れた理由を明かした(C)Getty Images 日本選手で初めてとなる米国…

イチロー氏が選手時代に「野球殿堂」を頻繁に訪れた理由を明かした(C)Getty Images

 日本選手で初めてとなる米国野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が現地時間7月26日、米ニューヨーク州クーパーズタウンのクラーク・スポーツセンターで殿堂入り式典の前日会見に臨んだ。

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 米メディア『New York Post』は「イチロー氏が、伝説的なキャリアの中で殿堂を頻繁に訪れた本当の理由を明かす」と題した記事を掲載。

 イチロー氏は、殿堂入りについて目標にしたことは一度もないと語ったが、記事では「その代わりに彼は殿堂を訪れ、さまざまなシーズンの厳しい時期を乗り越え、“リセットボタン”を押す努力をした」と伝えている。

 選手の時に何度も野球殿堂を訪れたというイチロー氏。シーズン中に生まれるさまざまな感情を“リセット”してくれる場所だったようだ。

 「ニューヨークでの2年半は素晴らしい経験だった」とイチロー氏は述べ、「苦しいこともありましたし、あのマンハッタンの景色が、お前の来るところじゃないって言われているような感情さえ生むぐらい、やっぱり厳しいところだった。でも、すごくいい経験でした」と振り返った。

 記事では「ヤンキースでは通算3089本のヒットのうちわずか311本しか打てなかったが、2012年7月にシアトルから移籍した後もその経験は忘れられないものだった」と、イチロー氏の心情を推察していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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