サウジアラビア系資金を背景にするLIVゴルフは26日、南アフリカのヨハネスブルグ近郊で2026年3月に「LIVゴルフ・…

創設時からのメンバーでもあるルイ・ウーストハイゼン(中央)も地元開催を歓迎(提供:LIVゴルフ)

サウジアラビア系資金を背景にするLIVゴルフは26日、南アフリカのヨハネスブルグ近郊で2026年3月に「LIVゴルフ・南アフリカ」を開催すると発表した。2022年のリーグ発足からアフリカ大陸での開催は初めてとなる。

契約は複数年で、26年は3月20日から3日間の日程で行われる。舞台となるザ・クラブatステインシティはジャック・ニクラス設計の18ホール。2022年から2年間、欧州ツアー(DPワールドツアー)のトーナメントをホストした実績もある。

ジャック・ニクラス設計の18ホール(提供:The Club at Steyn City)

ルイ・ウーストハイゼンシャール・シュワルツェルブランデン・グレースディーン・バーメスターの地元南アフリカ勢で固めたスティンガーGCのほかに今季ポイントランキング1位のホアキン・ニーマン(チリ)、ブライソン・デシャンボージョン・ラーム(スペイン)といった看板選手を含む54人でフィールドを構成する。

LIVゴルフのエグゼクティブ・バイスプレジデントで大会トップを担うロス・ハレット氏は「私たちはアジア、ヨーロッパ、オセアニア、北米でイベントを開催しており、ここにアフリカを加えることで、新たな観客と市場にLIVゴルフをアピールする機会となります」とコメント。ウーストハイゼンも「ファン、友人、家族の前でプレーする経験は、忘れられないものになるでしょう。南アフリカは私たちに多くのものを与えてくれました。今度は私たちが恩返しをする番です」と地元での開催を歓迎した。