◇米国男子◇3Mオープン 3日目(26日)◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)米ツアールー…

1打差3位に浮上した金谷拓実(Andrew Wevers/Getty Images)

◇米国男子◇3Mオープン 3日目(26日)◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7431yd(パー71)

米ツアールーキーで初優勝を目指す金谷拓実が首位と1打差3位で最終日を迎える。3打差5位から7バーディ、1ボギーの「65」で通算17アンダーとした。

前週「全英オープン」でメジャー13試合ぶりの予選通過を果たしたことが、自信になっているのか。金谷は出だし3連続バーディを奪い、前半を「30」で折り返すと、202ydの17番(パー3)ではピン30cmにつけるスーパーショットを披露。伸ばし合いの中、この日のフェアウェイキープ率57.14%(8/14)は49位、パーオン率77.78%(14/18)は22位にとどまったが、アイアンショットの切れと持ち前の粘り強さでスコアを伸ばした。

中継局ゴルフネットワークのインタビューで「風の強い中、しっかりボールをコントロールできましたし、すごくいいラウンド。17番もそうですが、たくさんチャンスを作れました」と満足そうに一日を振り返った。待望の米ツアー初優勝のかかる最終日へ「自分らしいプレーを続けて、優勝目指して頑張ります」と意欲的に語った。

通算18アンダーの首位に米ツアー2勝のレフティ、アクシェイ・バティアと欧州ツアー8勝でこの日の8番(パー3)でホールインワンを記録したトービヨン・オルセン(デンマーク)。金谷と同じ3位に米1勝のジェイク・ナップカート・キタヤマサム・スティーブンスの4人が並んだ。16アンダー7位グループに、2週前「スコットランドオープン」優勝、前週「全英オープン」3位と勢いに乗るクリストファー・ゴッターアップがいる。