◇米国女子◇ISPS Handa スコットランド女子オープン 3日目(26日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド…

竹田麗央がノーボギー「69」で日本勢最上位

◇米国女子◇ISPS Handa スコットランド女子オープン 3日目(26日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6538yd(パー72)

ロティ・ウォード(イングランド)が6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算17アンダーまで伸ばして単独首位の座を守った。

直近2戦は欧州女子ツアー「KPMG女子アイルランドオープン」優勝、メジャー「エビアン選手権」3位と輝かしい成績を収めてきた元世界アマチュアランキング1位の21歳。「LPGAエリートアマチュアパスウェイ」の第1号としてプロ転向した最初の試合でタイトルに近づいた。

2023年「みずほアメリカズ・オープン」でローズ・チャンが72年ぶりに達成して話題となったプロデビュー戦の米ツアー制覇、古江彩佳が2022年にマークしたダンドナルドリンクスでの大会最少ストローク(267・通算21アンダー)更新も懸かる。

ナンナ・コルツ・マドセン(デンマーク)とキム・セヨン(韓国)が2打差2位。キム・ヒョージュ(韓国)が14アンダー3位。今季初勝利を目指す世界ランク1位、ネリー・コルダは2位から12アンダー5位に順位を下げた。

日本勢は竹田麗央が7アンダー9位で最上位につけた。12位から3バーディ「69」でプレー。「ノーボギーで回れたのはすごく良かった。最初の方はウェッジショットの縦距離があまり合っていなくて、パー5でチャンスにつけられなかった。だんだん修正できて、最後はいい感じで振れていたかなと思います。グリーンを外したところもパーセーブできたので良かった」と笑顔で話した。

山下美夢有は10番までに6バーディを奪うなど「67」と伸ばし、38位から6アンダー15位に浮上。6位スタートの勝みなみは2バーディ、2ボギー1ダブルボギーと出入りが激しかった前半から、後半に9個のパーを並べて「74」。5アンダー18位に後退した。

吉田優利岩井明愛が1アンダー42位。5試合ぶりに決勝ラウンドへ進んだ渋野日向子は2バーディ、2ボギーの「72」で回り、1オーバー54位で最終日を迎える。

注目の的 明日5打差を追う 上を向いて 刀を抜く スコットランドの夏 2人のアンバランス感が面白い 寒い中ご苦労様でした