(26日、第107回全国高校野球選手権大阪大会準決勝 東大阪大柏原5-4東海大大阪仰星=延長10回タイブレーク) タイブ…
(26日、第107回全国高校野球選手権大阪大会準決勝 東大阪大柏原5-4東海大大阪仰星=延長10回タイブレーク)
タイブレークの延長十回表。犠打で1死二、三塁となった場面で、東大阪大柏原の藤原颯大選手(3年)は「どんな球が来ても絶対に打つ」との思いで、打席に入った。
初球が暴投となって三塁走者が生還し、「少し気持ちが楽になった」。2球目を大きく振り抜いて、決勝点を呼ぶ中前への安打にし、笑顔をはじけさせた。
調子があがらなかった今春、土井健大監督から指摘されたのはスイングの小ささ。夏に向けて大きく振り抜くスイングに修正し、今大会は準決勝を含む6試合で計13安打。試合後、決勝へ向けて「チャンスで1本を出して勝利に貢献したい。明日の試合が楽しみ」と意気込んだ。(渡辺萌々香)