2025年夏の第107回全国高校野球選手権群馬大会は27日、決勝が予定されている。ここまで県内30連勝中で、今夏全試合2…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権群馬大会は27日、決勝が予定されている。ここまで県内30連勝中で、今夏全試合29イニング連続無失点を続行中の健大高崎が前橋育英との頂上決戦に臨む。

 どこまで強さを見せつけるのだろうか。決勝の相手、前橋育英とは、秋も春も対戦した。秋は準決勝で7対0。春も準決勝で対戦し、10対2だった。ともに7回コールドゲームで、マウンドに上がったのは最速158キロ右腕・ドラフト1位候補に名前も挙がる、石垣 元気投手(3年)だった。

 群馬の夏連覇の最終章も、石垣が登板する可能性は高い。この夏は3回戦の前橋工戦で1試合に登板しただけ。それも1イニングだけで、打者4人、無安打2三振。わずか11球しか投げていない。

 夏の決勝戦でこれほど万全なコンディションで臨めるエースもいないだろう。前橋育英打線の意地に期待する。