2025年夏の第107回全国高校野球選手権千葉大会は27日、決勝が予定され、全国でも有数の激戦区千葉を制するチームが決ま…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権千葉大会は27日、決勝が予定され、全国でも有数の激戦区千葉を制するチームが決まる。対戦カードは市船橋-八千代松陰。市船橋は3年ぶり7度目、八千代松陰は1998年以来、27年ぶりの夏甲子園をかけて戦う。

 この2チーム、春の大会でも対戦。市船橋が勝利したが、9回サヨナラの9対8という大接戦だった。1回の表に八千代松陰が5点を先制すれば、その裏に市船橋が4点を返すという、試合開始から「熱い」試合だった。それから約3カ月。どちらのチームが成長しているか。夏の集大成としてはこの上ない舞台となる。

 グラウンドで熱い戦いが予想されるなか、グラウンド外のスタンドの応援合戦も「熱い」戦いとなりそうだ。チャンステーマとして、市船橋の「市船ソウル」が有名だが、八千代松陰にも、「青のプライド」がある。作曲家・プロ応援家のジントシオさんが手掛けた曲で、奈良大付(奈良)でも使用されている。青がコンセプトのユニフォームの八千代松陰ナインを後押しするにはピッタリ。

 両側スタンドからも、応援団のプライドをかけた戦いにも注目が集まりそうだ。