(26日、第107回全国高校野球選手権大分大会決勝 明豊2―1大分舞鶴) 堅守で大会5連覇を呼び込んだ。四回1死二、三…

 (26日、第107回全国高校野球選手権大分大会決勝 明豊2―1大分舞鶴)

 堅守で大会5連覇を呼び込んだ。四回1死二、三塁で明豊の先発大浦崇輔は「1点を取りにくるだろうとケアしていた」。打者のスクイズの構えを見て、投げた直後に前へ。投前のゴロをグラブでつかみ、そのまま捕手の辻田拓未にトス。三塁走者をアウトにし、追加点を与えなかった。辻田は「『スクイズ、あるよ』と言っていたので、1歩目が速かった」と大浦の反応の良さを誇った。

 六回は先頭打者の左翼前に落ちそうな打球を加納悠成が前進してダイビングキャッチ。好守が終盤の逆転劇につながり、川崎絢平監督も「いい対応だった」とたたえた。(後藤太輔)