<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:東海大相模7×-6向上>◇26日◇準決勝◇横浜スタジアム 東海大相模が向上…
<2025年全国高等学校野球選手権神奈川大会:東海大相模7×-6向上>◇26日◇準決勝◇横浜スタジアム
東海大相模が向上に逆転勝ちを収め、決勝進出を決めた。両校は2年連続で夏の準決勝で対戦。昨年は終盤8回に東海大相模が逆転しての勝利となったが、今年も最終回にドラマが待っていた。
執念で繋いだサヨナラ勝ちだった。同点で迎えた9回、柴田 元気内野手(3年)のヒットを皮切りに満塁のチャンスを作った。打席には佐藤 惇人捕手(3年)。「1点取れば勝ちの場面。最低限の仕事を狙っていた」と外角低めの真っすぐを外野へはじき返すと、3塁走者の柴田が迷わず本塁へ。サヨナラが決まると、選手たちはベンチから飛び出した。「練習から繋ぐ意識でやってきた。自分が6点も取られてしまったので感謝しかない」と仲間への感謝も忘れていなかった。
正捕手として迎える夏、決勝は永遠のライバル・横浜に決まった。昨秋、今春のリベンジを期す佐藤は「常に横浜を意識してきた。初回から9回まで自分たちの野球をしたい」と意気込んでいた。