2025年夏の第107回全国高校野球選手権埼玉大会は27日に決勝が予定されている。昌平と叡明。どちらが勝っても初優勝。新…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権埼玉大会は27日に決勝が予定されている。昌平と叡明。どちらが勝っても初優勝。新たな「埼玉名門」誕生となるのか。

 昌平は昨年に続いて2年連続の決勝進出。昨年、花咲徳栄に阻まれた悲願の初甲子園出場に燃える。近年5年間では21年と昨年の2度決勝に進むなど、機は熟してきている。

 一方、叡明は夏は初の決勝進出だが、準優勝だった今年の春も決勝に進んでいて「2季連続」ということになる。こちらは23年から2年連続で5回戦で涙をのみ8強の壁に阻まれたが、今年は見事に打ち破って決勝へ上り詰めた。

 ちなみに、埼玉県勢での初出場校誕生は、2校出場の記念大会(2008年北埼玉・本庄一)を除けば、2001年の花咲徳栄までさかのぼる。今年の栄冠をつかんだチームが、埼玉を代表するチームになるきっかけとなるかもしれない。