東京ドームは8月1日からの売り子やスタッフに対する撮影行為の禁止を発表した(C)Getty Images 東京ドームは7…

東京ドームは8月1日からの売り子やスタッフに対する撮影行為の禁止を発表した(C)Getty Images
東京ドームは7月26日までに公式サイトを更新し、8月1日から球場内での売り子やスタッフに対する撮影行為を禁止すると発表した。同日の巨人―DeNA戦から適用される。
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公式サイトには「球場ルール一部変更のお知らせ」というタイトルで、トピックスを掲載。「東京ドームでは2025年8月1日(金)読売ジャイアンツ対横浜DeNAベイスターズから『野球観戦時のお願い』および『イベント来場時のお願い』を一部変更します。東京ドーム球場内での、売り子やスタッフに対する撮影行為が禁止となります。従業員の安全な就労環境を保護する観点から、ご理解賜りますよう何卒よろしくお願いいたします」と明記している。
プロ野球界では、売り子に対する撮影行為を制限する動きが広がっている。今年3月には西武も「2025シーズンより、お客さまによる売り子の撮影および売り子との写真撮影を禁止させていただきます」と公式サイトで発表していた。
今回の背景について、詳細は明かされていないが、SNS上では「全球場でやって欲しい」「そもそもOKだったことに驚いてる」といった声が目立つ。試合中、ドリンク購入後に売り子と長時間話し込む観客が散見され、これが他の来場者にとって観戦の妨げになっているという指摘がある。
「無駄話もやめてほしい」「試合見られないから迷惑」「節度を守ってほしい」――。一部のファンからは、撮影行為だけでなく、販売時以外の不要なやり取りを控えるよう求める声も上がっている。
東京ドームの今回の決定は、従業員の就労環境保護を目的としたものだが、同時にプロ野球観戦のマナーや、ファンの節度が改めて問われることになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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