2025年夏の第107回全国高校野球選手権奈良大会は26日、準決勝が行われ、智弁学園と天理が決勝進出を決めた。両チームに…

2025年夏の第107回全国高校野球選手権奈良大会は26日、準決勝が行われ、智弁学園と天理が決勝進出を決めた。両チームによる決勝カードは2016年以来、9年ぶり。

 智弁学園が7回コールドの9対2で橿原に快勝した。1回に1点を先制すると4回には一挙7得点して勝負をつけた。中道 優斗外野手(3年)、近藤 大輝内野手(3年)が本塁打を放つ活躍を見せた。ノーシードからの3連覇へ、あと1勝とした。

 天理は6対4で奈良大付に逆転勝ちし、3年ぶりの決勝進出を決めた。初回に2点の先制を許したが、その裏に2死走者なしから、3安打と4四死球をからめた攻撃で一挙5得点。その後も相手打線を抑え込んで逃げ切った。

 28日に決勝が予定されている。